PROJECT STATUS
プロジェクトの現在地
- 状態
- 進行中
- 開始日
- 2026-02-05
- 商品化目標
- 2027年4月の統合(効力発生)を予定。統合後は、資源循環、脱炭素化、強靭化を柱に、世界トップクラスの環境エンジニアリング企業グループを目指す。
2026年9月29日、カナデビア株式会社と日鉄エンジニアリング株式会社は、2026年2月5日に締結した経営統合に向けた検討の基本覚書を合意解約し、統合に関する検討・協議を終了した。両社は、経営統合に関する諸条件で合意を見出すことが困難との認識に至ったと説明している。
これにより、2027年4月を予定していた統合案は実現しない。カナデビアは本件が連結業績へ与える影響はないとしている。今後は、資源循環・脱炭素・環境エネルギー分野で、両社が単独でどの成長投資、受注、事業再編を進めるかを追跡する。
目次
現在確定していること
2026年2月5日、カナデビアと日鉄エンジニアリングは、経営統合に向けた検討を始めることで合意し、基本覚書を締結しました。カナデビアを存続会社とする吸収合併を軸に、検討が進められています。
ただし、両社は資料で、現時点で決定した事実はないと明記しています。確定しているのは、検討を始めることです。
予定されているスケジュール(未確定)
- 2026年9月:最終契約を締結(予定)
- 2026年11月:両社の臨時株主総会で承認(予定)
- 2027年4月:効力発生(予定)
統合後の新会社は、東証プライムの上場を維持する見込みです。日本製鉄は、統合比率に応じて、新会社が同社の上場関連会社または上場子会社になる可能性があるとしています。
将来的に目指していること
- 資源循環、脱炭素化、強靭化の3領域で、世界トップクラスの環境エンジニアリング企業グループになる
- 老朽化するごみ処理施設の建て替え需要の受注を最大にし、運営(O&M)の需要も確保する
- 海外の環境プラントに、CCS施設を併設する
- 浮体式洋上風力の基礎を、設計から製作まで一貫して対応できるようにする
- 海外展開と、成長事業への投資を加速する
統合によって得られると説明されているもの
規模:合算の売上高は1兆円超で、国内のプラントエンジニアリング業界でトップクラス
全国の施設網:両社合計で、ごみ発電施設242施設、処理能力は日量約4.9万トン(自社調べ)
技術の補完:ストーカー式焼却炉とガス化溶融炉、CCSとPtG・触媒、着床式と浮体式
コスト:共同調達や、間接部門の効率化による固定費の削減
人材:人手不足への対応
これらは、統合が実現した場合の見込みで、効果の金額は公表されていません。
現時点で公表されていないこと
- 統合比率と、日本製鉄の統合後の持分
- 統合後の社名と経営体制
- シナジー効果の具体的な金額
- 関係当局による審査の状況
使用技術とプロジェクト内での用途
使用技術
廃棄物発電・資源化技術(Waste to Energy / Waste to X)
用途老朽化したごみ処理施設の建て替えと、運営の受注。統合の中心となる事業です。
技術情報を見る使用技術
CO2回収・貯留(CCS)技術
用途日鉄エンジニアリングのCCSと、カナデビアのPtG・触媒を組み合わせ、脱炭素事業を強化する。
技術情報を見る使用技術
洋上風力発電の基礎構造(着床式・浮体式)
用途着床式と浮体式を合わせて、洋上風力の基礎を、設計から製作まで一貫して手がける。
技術情報を見る参加企業とプロジェクト内での役割
当サイトで確認した最新動向
最新動向
カナデビア×日鉄エンジ、経営統合協議を終了――2027年4月統合案は実現せず
実用化済み(NOW)情報確度 LV5|公式発表変化|中止
カナデビアと日鉄エンジが統合へ 売上1兆円超の環境大手、確定した事実と目指す姿を整理
実用化まで1〜3年(NEXT)情報確度 LV5|公式発表変化|経営統合
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技術的・産業的な接点を理解するための参考情報です。正式な提携や採用を示すものではありません。
