アルカリ活性材料コンクリート

アルカリ活性材料コンクリート

TECHNOLOGY PROFILE

アルカリ活性材料コンクリート

Alkali Activated Material Concrete(AAM Concrete)

技術概要

高炉スラグ微粉末やフライアッシュなどの粉体を、アルカリ溶液によって固化させるコンクリート技術です。一般的なコンクリートで使われる普通ポルトランドセメントを使用せず、製鉄所などから発生する副産物を建設材料として利用できます。

技術詳細

アルカリ活性材料コンクリートは、高炉スラグ微粉末やフライアッシュなど、ケイ素やアルミニウムを含む粉体へ、水酸化ナトリウムなどのアルカリ溶液を加えて固化させる建設材料です。

普通ポルトランドセメントを使用しないため、セメントの原料である石灰石の焼成工程に伴うCO₂排出を削減できます。

JFEスチールなどが開発を進めるAAMコンクリートは、高炉スラグ微粉末を主原料とし、製造時のCO₂排出量を一般的なコンクリート比で約7割削減できるとされています。

従来は、粘性が高く、製造後10~20分程度で流動性が低下することが、運搬や現場施工、量産化の課題でした。

材料投入方法、混錬条件、洗浄手順を最適化することで、既存の実機混錬プラントを利用した製造、運搬、現場打設が可能になりつつあります。

今後の確認点は、長期耐久性、製造コスト、アルカリ溶液の安全な取扱い、年間供給能力、施工可能な地域、適用できる構造物の範囲および規格・認証への対応です。

この技術を使用するプロジェクト

この記事を書いた人

趣味を兼ねた骨董品の売買を経て、株式やFXなどの投資に関心を持つようになりました。

投資先を考える根拠として日本企業の技術を調べる中で、見つけた情報とその後の進展を記録する必要性を感じ、AIの力を借りて「未来産業地図」を制作。

技術・企業・プロジェクトを結び付け、研究、実証、量産、商用化までの動きを継続して追跡しています。

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