TECHNOLOGY PROFILE
LNG運搬船建造技術
lng-carrier-construction-technology
技術概要
マイナス162℃前後まで冷却して液化した天然ガスを、大量かつ安全に海上輸送するLNG運搬船を設計・建造する技術です。
極低温のLNGを保管する貨物タンク、防熱構造、蒸発ガスの処理、推進システム、安全制御など、多数の高度技術を組み合わせて建造します。
技術詳細
LNG運搬船は、天然ガスを約マイナス162℃まで冷却して液体にし、専用の貨物タンクで大量輸送する船です。液化すると天然ガスの体積を大幅に小さくできるため、産出国から消費国までの長距離輸送が可能になります。
建造には、極低温に耐えられる材料、貨物タンクを外部の熱から守る防熱構造、航行中に自然蒸発するガスを処理する設備、ガス漏れを監視する安全制御などが必要です。
貨物タンクには、船体から独立した球形タンクなどを使用する自立型と、船体内部に防熱構造を設けるメンブレン型などがあります。船型、積載容量、寄港する港湾、建造設備などに応じて方式が選ばれます。
LNG運搬船は、一般的な貨物船より設計・建造の難度が高く、造船会社だけでなく、タンク、防熱材、配管、ポンプ、バルブ、推進機関、制御装置などを供給する舶用機器企業の技術も必要です。
川崎重工業は、1981年に欧米以外で初となるLNG運搬船を建造し、その後も大型外航船から内航船まで建造してきました。今治造船にも、17万8,000立方メートル級などのLNG運搬船の建造実績があります。
現在の課題は、日本国内に残る設計・建造技術を、国際競争力のある価格と納期で再び安定供給できる体制へつなげることです。造船所間の連携、設計の共通化、設備投資、人材確保、自動化やロボット導入などが重要になります。
この技術は単独で商品化されるものではなく、具体的なLNG運搬船の受注、建造、引き渡しによって社会実装されます。
LNG運搬船は、天然ガスを約マイナス162℃まで冷却して液体にし、専用の貨物タンクで大量輸送する船です。液化すると天然ガスの体積を大幅に小さくできるため、産出国から消費国までの長距離輸送が可能になります。
建造には、極低温に耐えられる材料、貨物タンクを外部の熱から守る防熱構造、航行中に自然蒸発するガスを処理する設備、ガス漏れを監視する安全制御などが必要です。
貨物タンクには、船体から独立した球形タンクなどを使用する自立型と、船体内部に防熱構造を設けるメンブレン型などがあります。船型、積載容量、寄港する港湾、建造設備などに応じて方式が選ばれます。
LNG運搬船は、一般的な貨物船より設計・建造の難度が高く、造船会社だけでなく、タンク、防熱材、配管、ポンプ、バルブ、推進機関、制御装置などを供給する舶用機器企業の技術も必要です。
川崎重工業は、1981年に欧米以外で初となるLNG運搬船を建造し、その後も大型外航船から内航船まで建造してきました。今治造船にも、17万8,000立方メートル級などのLNG運搬船の建造実績があります。
現在の課題は、日本国内に残る設計・建造技術を、国際競争力のある価格と納期で再び安定供給できる体制へつなげることです。造船所間の連携、設計の共通化、設備投資、人材確保、自動化やロボット導入などが重要になります。
この技術は単独で商品化されるものではなく、具体的なLNG運搬船の受注、建造、引き渡しによって社会実装されます。
