TECHNOLOGY PROFILE
浅熱水性金銀鉱床探査技術
Epithermal Gold-Silver Deposit Exploration Technology
技術概要
火山活動に伴う熱水によって地下の比較的浅い場所に形成された金銀鉱脈を、地質調査、地球化学調査、電磁探査、試錐調査などによって発見・評価する技術です。
技術詳細
浅熱水性金銀鉱床は、地下のマグマなどによって加熱された熱水が岩石の割れ目を移動し、温度や圧力の変化によって金や銀を沈殿させることで形成されます。
日本は火山活動が活発であり、鹿児島県の菱刈鉱山をはじめ、高品位の浅熱水性金鉱床が形成される地質条件を持っています。
探査では、地表の岩石や土壌に含まれる金・銀などを調べる地球化学調査、地下の電気抵抗を測定するAMT法、鉱化作用に伴う磁気的変化を調べる地球物理探査などを組み合わせます。
有望な地下構造が見つかった場合は、ダイヤモンド試錐によって円柱状の岩石試料を回収し、金品位、鉱脈の厚さ、方向、連続性を調べます。
一部の試料から高品位の金が確認されても、それだけで鉱山を開発できるとは限りません。多数の試錐結果を蓄積して鉱体の三次元形状と資源量を推定し、採掘費用、金属回収率、環境対策、許認可などを含む経済性評価を行う必要があります。
