TECHNOLOGY PROFILE
砂漠砂由来人工骨材製造技術
Desert Sand-Based Artificial Aggregate Manufacturing Technology
技術概要
細かく丸いため建設材料として利用しにくい砂漠の砂を、造粒・固化することにより、道路舗装、コンクリート、路盤材などに使用できる硬く均一な人工骨材へ加工する技術です。
技術詳細
道路やコンクリートには、砂や砕石などの骨材が大量に使用されます。
骨材は構造物の体積の大部分を占め、強度、耐久性、施工性、費用を左右する重要な材料です。
砂漠の砂は大量に存在しますが、長期間にわたって風で削られているため、粒が細かく、表面が丸い傾向があります。
粒同士がかみ合いにくく、セメントやアスファルトとの結合にも課題があるため、一般的には建設用骨材として使いにくいとされています。
Rising Sandは、直径約100マイクロメートルの微細な砂漠砂を、独自の造粒技術によって数十ミリメートル単位の粒へまとめた人工骨材です。
造粒によって粒度と形状のばらつきを抑え、骨材として必要な強度を持たせます。
原料となる砂漠砂や薬剤を現地で調達し、消費地に近い場所で生産することで、遠隔地から天然骨材を輸送する費用と環境負荷を抑える構想です。
用途として、アスファルト道路の舗装用骨材、コンクリート用骨材、道路の路盤・路床材料などが想定されています。
今後は、実際の道路における耐荷重性、摩耗、雨水、温度変化、交通量、施工性、長期耐久性を検証する必要があります。
量産時には、造粒に使用する薬剤の費用、製造エネルギー、製品の品質管理、生産速度、設備費、環境安全性も重要になります。
