COMPANY PROFILE
JSR株式会社
- 業種
- 化学
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JSR株式会社とは
JSR株式会社は、半導体製造に用いられるフォトレジストをはじめとする電子材料を主力とする材料メーカーです。半導体製造では、回路を基板へ転写する露光工程や、平坦化・洗浄などの工程ごとに高い精度と安定性が求められます。JSRは、そのような製造工程を支える材料群をグローバルに展開しています。
半導体材料事業の位置付け
半導体材料は、半導体の設計・製造装置・製造ノウハウと密接に結び付く事業です。材料の性能だけではなく、顧客工場での評価、品質の再現性、供給の継続性、次世代プロセスに合わせた共同開発が重要になります。
JSRは、半導体材料を中核事業の一つとして育成してきました。世界の半導体産業が地政学リスクや供給網の分断に直面する中、日本企業の材料技術をどう維持・拡大するかという観点でも注目される存在です。
JICによる非公開化
産業革新投資機構(JIC)傘下のJICC-01 Limitedは2023年6月、JSRの株式を取得し非公開化する方針を公表しました。非公開化は2024年6月に完了しています。JICは、国際競争力を持つ一方で企業規模が相対的に小さい日本の半導体材料業界について、再編や成長投資を支援する考え方を示していました。
三井化学への売却報道
2026年11月、JICがJSRを三井化学へ売却する計画が報じられました。売却規模は1兆3,000億円超となる可能性があるとされています。ただし、これは関係者情報に基づく報道であり、売却契約の正式発表を意味するものではありません。
実現する場合、JSRにとっては、政府系ファンドの下での再編支援から、民間化学メーカーの事業ポートフォリオの中で半導体材料の成長を目指す段階へ移ることになります。
今後確認したい点
- 三井化学への売却計画が正式に決定するか
- 半導体材料、ライフサイエンスなど各事業の扱い
- 研究開発体制と海外顧客への供給体制が維持・強化されるか
- JICが再編・成長投資で掲げた目的がどこまで実現されるか
基本情報
- 正式社名:JSR株式会社
- 英語社名:JSR Corporation
- 本社:東京都港区東新橋一丁目9番2号
- 上場状況:2024年6月に上場廃止
※本ページは公開情報を基に整理した企業情報であり、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。
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